http://www.gaming-city.com/matome/2015031001
以下引用
EP3では下方修正を入れたということで、厳しいご意見も頂いているのですが、
今はむしろクラスの人口バランス的にはちょうど良いバランスに戻っているので、
ゲーム内でのクラス間のバランスは、むしろ今一番取れているのではないかと考えています。
引用終わり
こんなインタビューが掲載されています。
色々と突っ込みどころがある気もします。
・集計したタイミング
現在はEP3実装から半年経ち、メイン職を上げ終わり時間のある人がサブ職を上げているか上げ終わったかの時期だと思います。普段触らない不人気職をLVだけでも上げておこうとしている時期とも言えます。
人数比がバランスと言うのであれば、月ごとまたは毎週のメンテ時にレベル帯を含めて発表し、経過を見せても良いのではないかとも思います。昨年の時の集計もそうですが、瞬間的な状況から全体を判断してます、と言っているように見えてしまいます。
・ゲームバランスが良いはずなのに人が減っている
EP3以降ゲームバランスの調整や新難易度やアルティメットクエストやマガツ等々、上げ始めたらキリがないほどの大型アプデを繰り返しています。にもかかわらず、アルチ実装以降の昨年11月から徐々に人が減り続けています。EP3で追加された要素は各職のロールを押し出したもので、それに対して職人数が偏っていないということは即ち、EP3要素を磐石に楽しめる状況=運営的にはゲームバランスが良い状態にも関わらず、実際にはWBがないと破棄とか、クエストによっては特定の職が多くなっている(またはほとんどいない)ようにも見受けられます。バランスが良いはずなのに何故続けたいと、面白いと思えないのでしょうか。あれほど大工事をして時間も人的リソースも使っただろうに、果たして職の人数比を整えることはゲームとしての魅力に繋がっているのでしょうか。
運営的に万全なバランス調整をした結果、客を減らしたということは、詰まる所ユーザー的には望まれたバランスではない=ゲームとしてはバランスが悪いのではないだろうかと。これは、人気職や人気要素をバランスの名の下に切り捨てることは結果としてライトなユーザーをごっそり切り捨てていくことになり、先細り運営に自ら足を突っ込んでいるようにも見えます。
・出る釘を打ちすぎて疑心暗鬼に
どのゲームでもそうだと思いますが、初心者や軽くゲームをするぐらいの人にとっては剣で戦いたいと思うのが多数派だと思います。しかし、このゲームでは職が偏ることを良しとしないため、人数が多くなりそうな職は弱めの設定にするなどのハンデを背負わされます。EP3開始時に近接が殲滅力云々と言われていたのも今は昔の話(と言うかあれは無かった事になっているようです)。運営が職バランス=職人数比と言う考え方を頑なに守り続ける限り、初心者が使いたがる職、あるいは汎用的なスキルを持った職は、それだけで他の職と人数が拮抗してしまうため、本当にその職をやりたい人がその職をやると多すぎて弱体化される可能性が非常に高くなります。要するに、近接職は今後二度と日の目を見ることがないという事です。また、アップデートで追加された要素も、運営の基準で飛び抜けているとされた場合には不具合として弱体されると言う土壌がEP3前後で出来てしまいました。
・まとめ
前にもバランス関係で書きましたが、PSO2はこういった方針の運営なので、何もしなければ不人気な遠距離職を優遇して強くするため、ゲームとして遠距離ゲーにしかなりようがないと言えます。これまでの運営の発言から、そうなんだろうなぁとは思われていましたが、今回のインタビューでは明言されたという形になります。剣を持って爽快に戦いたい、近接で高いアクションで活躍したいという人は、このゲームでは今後求めようがない要素ですので、別ゲーを探すのが良いと思われます。さもなくば、爽快感のないストレスを抱えてゲームをするか、弱体に怯えつつ使い続けるか、四の五の言わずに遠距離職を使うしかないと。そんな訳で、今回はっきり言われたことで、こちらの認識もある意味スッキリしたとも言えます。
いずれにしても、バランスを整えたことがゲーム性またはモチベーションに繋がり、面白いと感じられなくては、意味のない工事に終始してしまう訳ですが。