唐突にゲームの話題です。
今年は懐かしいタイトルの続編が出て(ACとかも)ほっこりしています。スト6もその一つなのですが、シリーズが出たらとりあえず触っている自分としては気になったので購入しました。ハードはPCでUSBパッド(以前とりあげたPS4用のサタパ似)での操作です。最初に感想を書いておくと、とても細かいところまで考えて作られているなあという印象です。
若干操作が忙しく、他社の別タイトル(アークとかKOFとか)の気配もありますが、蓋を開けてみればスト系に違いはないというか。共通システムが強いのもあって、常に読み合いが発生するあたり3rdも彷彿とします。多少大雑把でも勢いで読み合いに持ち込めたり、元アーケードの3rd勢だった自分的には4や5よりも合っている気がしています。
使いたいキャラも特になかったのと、今作の売りでもあるモダンを使いたかったので、主人公でもあるルークをモダンで使っています。格ゲーは実力差が大きいと試合にならなかったりするため、ランクわけなども含めこれまでさまざまな初心者救済用のシステムがありました。遡ればゼロ系のオートガードに始まりそうです。ただ、本当の初心者にはありがたいシステムでもゲーム自体のハードルを下げることには寄与していないものが多いのも実際で、いずれはフル操作で頑張ってねという言わば補助輪のようなものでした。
モダン操作の面白いところは、格ゲーというゲーム自体のハードルを下げつつも(若干の別ゲーあるいは別キャラが混じるような形として)本質を損なわずに経験者と混ざれるところです。それが相性はあるにせよキャラの自体には手を入れずに、共通システムで補われているのがすごいというか。操作感としてはスマブラに近い方向キーと1ボタンでコマンド技が出て、超必殺技も方向キーと2ボタンまたは設定次第ではワンボタンで出せます。これによって昇竜が出ない、超必が出ないといった問題が緩和され、早い段階から試合になったりします。とはいえ、これも上手い処置と言えるのかもしれませんが、序盤はサクサクランクが上がりますが、進んでいくと反応やアシストしてもらうコンボだけでは壁に当たりやすくなっています。
また、先に進むとワンボタン技は出せない代わりに応用的な動きをシンプルにできる往年の6ボタンでのクラシック操作と、使える技が少なく(若干火力も低く)アシストボタンをやりくりする関係で、結果的に同じ行動を取るためにクラシックよりも煩雑なモダン操作とを悩めるぐらい(現に自分がプラチナ4時点で悩んでいます)なのは悪くないバランスに思えます。ただ、操作が全く異なるので途中で切り替えると訳がわからなくなりそうです。
あと思ったのは、スト5ではフレーム知識と埋める行動や確認や対処を常にきちんとできているかの地力が求められた印象でしたが、スト6では割と反応や意識配分が求められる感覚があります(スト4以降トレモ実装でフレーム知識や埋めが求められる感はありますし、スト5はルシア実装あたりでやめたので記憶も当てになりませんが)。またランクは4のシルバー=5のゴールド=6のプラチナのように、1ランクずつ上がっていることで長く続けている人も上達した感が味わえるような作りになっている気がします。
システム解説や攻略は専門のサイトがたくさんあると思うので、ここでは感想に止めようと思います。まだまだシステムに慣れていこうとしている段階で、どれぐらい続くかはわかりませんが空き時間に遊んでいこうと思います。スト5と違ってネットワークまわりも割合快適で(対戦待ち受け中にメニュー操作が効かなくなることだけは若干不満ですが)全体的にサクサクしています。
ー
(2023.10)追記です。その後合間の時間に進めて、10月初頭にMASTERに到達しました。使用キャラの対応力や全体の人口の多さもあるのだと思いますが、ダイヤ3あたりで一時伸び悩みましたが、以降は思ったよりもすんなりと上がれました。5中K、6大K、ジャンプ大Pあたり、キャラの強みにも繋がる要素が使えないことで火力や立ち回りの対応力のためにクラシックも考えましたが、結局モダンのままです。咄嗟の状況でワンボタンで出せる楽さはやっぱり捨て難いなと。