ゼンハイザーのノイズキャンセリングTWSのMTW3が発表されました。発売は5月20日で、ブラックを基本にAmazonでは限定のグラファイトを販売するようです。ゼンハイザーは昨年のSonovaへのコンシューマ部門身売り後どうなるかと思われていましたが、先日コンシューマ向けではIE600も出て、今回MTW3が発表されたことで、無事これまでの路線のまま新商品が出るようです。とはいえ、TWSではCXの焼き直しばかりでこの前発表されたスポーツ向けで打ち止めだったらと思うと、胸を撫で下ろしている人は多そうです。
外見はCX系に似てややそっけなくなった感じはありますが、ファブリックのケースは健在です。
仕様としては7 mm 口径のシングルダイナミックドライバー「TrueResponse トランスデューサー」を搭載しIE 600と同様の機構を持ち、AptX Adaptiveへの対応により低遅延やハイレゾデータの再生にも対応しています。
これまでウィークポイントでもあったノイキャンの弱さはアダプティブノイズキャンセリングとハイブリッド型となっています。その他、防滴にも対応し本体は小型化、再生時間は7時間、ケース込みで28時間と十分なバッテリー持続と隙がなさそうです。
個人的には少しモヤッとした鳴り方だったMTW2は独特な世界観のある音だったとは思いますが、お世辞にも他機種と比べて最高音質とは呼べない出来だったと思います。なので、音質の面でどのような変化があるかと、ノイキャンの具合が気になります。昨年SONYのWF-1000M4という完成度の高いライバルが出ていますので、比較してどの程度の違いがあるかも含めて、予約したので届き次第レビューしていきたいと思います。