AONIC50とか

雑記です。3月中に出すはずが、気づけば4月も終わりそうな時期になりネタを調整しました。

Zen Signatureセット

ここ1年半ぐらい話題のiFi Audioの安価なDAC、アンプの上位バージョンが国内でも発売されました。自分は無印セットを所持しているので様子見ですが、ZenCanの低音ブーストがHD6XX仕様となっていて、低音と高音のバランスを調整することでHD650を好ましい鳴り方にするというピンポイントなチューンのようです。これだけで無印を持っていなければ興味を引くところです。価格が上がっている分(4.4mmケーブルなどおまけは色々つくようですが)本体のパーツの見直しもありそうですが、実際のところどれほどの差があるのか、セットにした場合のiDSD NEOと比べてどのような違いなのか辺りは気になります。

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・HD560S

海外では昨年から話題だったHD560Sが日本でも発売するようです。価格帯としてはHD599辺りと同程度の2万円代後半となるようです。予約解禁と同時に予約しているので届いたらレビューしようと思います。普及価格帯のゼンハイザーに多いウォームで角の丸い音ではなく珍しくモニターよりとか明瞭とか音が広めという話があるので気になるところです。

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・SHURE AONIC50

2月か3月に価格改定があったようで定価が4万程度、実売35000円を切る程となっていて、前から気になっていたのでせっかくだからと新色の白を購入しました。まだそれほど聞けていないので、聴き込んだら別記事を作るかもしれません。価格的にはXM4と並びます(こちらはこちらで値下げで3万付近にも)が、聞いて思ったのは直接のライバルはMW3かなと思いました。

概要
BTNCヘッドホンはいくつか買ってきましたが、個人的には一番音のバランスが好みです。重さもAirPodsMaxが出た今はMW3を若干重くした程度で、軽いとは言えませんがそこまで重いというほどでもありません。ヘッドバンドがふかふかしていて長時間の装着にも耐えそうです。色に関しては、なんとなく白を選んでしまいましたが、やや汚れそうなのと安っぽさに一歩踏み込んでいる感じもあり、黒か茶色にしておけばよかったかなと思いました。

音のバランス
もう少し聴き込んでから判断はしたいと思いますが、レビューなどから思っていたよりも低音が多かったです。世の中にはMW3やXM4でも低音が足りないという低音ジャンキーもいますが、個人的には面や包み込むように鳴らすようなブーミーな低音よりも、タイトに点で鳴らす低音なのが好みです。

音の印象
LDAC接続での音のスケール感はMWよりも大きく、ともすればやや上ずり気味とも言えるぐらい輪郭が立っていて噂に違わぬ明瞭さを持ちます。BT接続する機種の例にもれず艶感のあるソリッド寄りな表現です。他の機種と比べての違いとしては、立ち上がりが早く輪郭がくっきりしていることです。
音のバランス 高音←ーAONIC50ーAPMーーMW3、XM4ー→低音
音の明瞭さ クリア←ーAONIC50ーAPMーMW3ーーXM4ー→マイルド
音場の広さ 広い←ーーAONIC50、XM4ーAPM、MW3ー→狭い 全体的に中程度、比べるとMW3が狭め
音像の大きさ 大きい←ーAONIC50ーMW3=APMーXM4ー→小さい 比べるとXM4がこぢんまり
音のバランス自体は良いのですが、鳴り方がもう少し立体的だと良かったかなという印象というか、聴き込んでいく間に変わることに期待でしょうか。

NCの印象
通勤の電車で何度か使いましたが、アクティブNCは途中で入ってないかな?とも思える程度の効き具合で、強い設定にしても久しぶりに持ち出したMW3よりも聞きは弱く、ないよりマシ程度でした。思ったよりもパッシブの効果は期待できません。NCを入れると他機種と違い高音よりに若干シフトするのもあってか、低音も高音も音声もNCを超えて聞こえてきて、他機種以上に室内向きと言えそうです。