メガドライブミニ(ランドストーカー収録記念)

時代が求めた16bit!大分前から、出るよって言う話はありましたが、実は最近になって予約開始で発売は今年の9月だそうです。時期を逃してるのはいつものセガ。けもフレ3とか大丈夫?っていう。

予約は解禁されてすぐにしたのですが、何故今記事にしたかというと収録タイトルに「ランドストーカー」が入っていたからです。メガドラミニ自体についての解説は下の動画や公式サイトから。

今までに色んなゲームをやってきましたが、このタイトルは個人的に全てのゲームの中で一番好きです。さすがに最近はプレイしてませんが、何周クリアしたかも分からないぐらい遊びましたし、普通にプレイするだけじゃ飽き足らず、最低HPクリアやらタイムアタックやらその他遊びつくした思い出のゲームです。ほとんど専門サイトのようなものを運営していたのも懐かしい。

説明し始めると長くなるので、簡単に説明するとクォータービュー(という言葉にも時代を感じる)で立体感のあるゼルダみたいなソフトです。今で言うオープンワールドのように、町やダンジョンや野山などの全てのフィールドがつながっていて、その中で謎解きも、イベントも、アクションも、戦闘もが全て等身大で行われるのが特徴で、箱庭内を自由に歩き回って進行します。場面が飛んだり、ワールドマップ(自体は存在していますが)で選択したりということが一切なく、世界の中に放り込まれて隅々まで自由に歩きまわれるというのが好きでした。十字キーの斜めが基本となる操作は難ありと当時から言われていましたが、自分はあのビジュアルにあの操作だからこそだと思っていました。

ストーリー自体はトレジャーハンターの主人公が誰も手にしたことのない財宝に挑むためにとある島に乗り込む、というインディジョーンズを始めとしたある種の王道なもので、意外性があるわけでもないし設定や展開が特別面白いというものでもありません。ですが、統一された世界観を自由に歩き回り、ダンジョンに挑み、謎を解き、キャラクターと触れ合うという主人公の冒険にワクワクしたものです。
ヒロインは肩に乗るサイズの小悪魔(サキュバス)で、デレ寄りのツンデレだと思います。フライデーかわいい。キャラクターや世界感がそこにあると思わせる、没入させるという意味では、製作会社の別タイトルである「ダークセイバー」や「クライマックスランダーズ」もまたテキストが軽妙で好きです。「ダークセイバー」も全編に渡ってあふれ出るB級感を出しつつ、しっかり見せるシナリオも個人的に好きなタイトルです。そういえば後年クライマックスのシナリオ担当の方が亡くなったとも見たような…。

それにしても、ランドストーカーは00年代中ごろにPSPでリメイク版が出るという発表がありましたが、結局立ち消えになったっぽいのが残念でなりません。

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https://sega.jp/mdmini/